【カイツブリ通信 第22回】カップルもいろいろ

2020.05.15

2月28日から計4個の卵を産み、4羽のヒナを孵したのに、その後2羽を失ったペア、それより10日ほど遅れて誕生した一人っ子がまだ小さいのに、早くも次の子育ての意欲を見せるペア、メスが産卵したのに、オスが卵を抱こうとせず、2個の卵を放置することになったペア、ボート池の桜の枝先に何度も巣を作ったのに、そのたびにボートに壊されているペア、そして、狛江橋のボート池側という狭い場所からお茶の水池の中央に進出して巣作り中のペア。4月19日現在、5組のカップルがお茶の水池とボート池で縄張りを構えています。5組もいると、カイツブリもカップルによっていろいろなのだと分かります。

さすがに過密で、縄張り争いも盛んです。この先も共存が可能かどうかは、今後の食糧事情にかかっています。寒い間は餌だったブルーギルは暖かくなると敵に変わります。冬を越した大量のギルの圧力に負けずに、モツゴが増えてくれればよいのでが・・・

田中利秋 井の頭かんさつ会

カイツブリとは…
得意の潜水で小魚やエビを捕まえる、小さな水鳥です。
池や川にカップルで縄張りを作って暮らし、子育てをします。

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(いのきちさん22号 2015年5月1日発行 掲載)