【私と井の頭公園 第19回】大好きな井の頭公園の連載絵本はうれしい仕事 瀬能幸子/絵本作家

2020.02.18

今号は、本紙『いのきちさん』の巻頭を飾る『連載絵本』の作家せのうさちこさんである。瀬能さんは、軽いアスペルガー症を克服しながら絵本作家を目指している女性である。この19号で3話目の話が終わり、次回20号からは、母けい子さんとのコラボレーションによる新シリーズが始まる。周りが、雑木林と玉川上水と小鳥の森という、緑に囲まれたお住まいに伺った。

小学校6年生の夏に、岩手県の盛岡からこの井の頭公園に近い三鷹に引っ越してきたのです。ですから中学校は三鷹三中です。そのころから、授業の合い間あいまに絵を描き続けている子供でした。美術系の専門学校を卒業後、アニメーションの制作会社に勤めたのですが、昼と夜が逆さまになるような勤務でしたので、身体が持たなくなり辞めることにしました。絵本作家を目指したいと思ったのはその頃です。

ちょうどそんなとき、葛飾区にあった水元青年の家で、半年に亘る絵本教室が開催されることが分かり、「これだ」と思い通いました。そこで絵本作りの基礎を学ぶことができ、少し自信がついたことが大きかったですね。そして、自費出版をしたり、いろいろな絵本コンテストに応募していますが、なかなかプロの絵本作家の道は大変です。そんななかで『いのきちさん』の編集部から話しがあり、大好きな井の頭公園を題材にした連載絵本の創作は本当にうれしい仕事です。読者の皆さん、頑張りますのでよろしくお願いいたします。    

瀬能幸子 絵本作家
聞き手・写真 川井信良 株式会社文伸 代表取締役社長

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(いのきちさん19号 2014年11月1日発行 掲載)