グラフ文伸 vol.11
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環境に配慮した印刷物を推進GP普及準大賞、2年連続受賞地域密着の姿勢と品質へのこだわり2018年11月7日(水)、経団連ホールにて開催された「2018 グリーンプリンティング認定制度表彰式」において、「2018 GP マーク普及準大賞」を受賞いたしました。GP(グリーンプリンティング)とは、印刷産業の業界団体の連合体である一般社団法人日本印刷産業連合会が推進している環境認証制度です。この認証を受けるためには、紙やインクなどの原料だけではなく、工場の設備や作業フローも含めた総合的な取り組みが必要で、認定工場は全国でも390社にとどまっています。弊社は2015年6月に認証を取得し、GP取得工場の交流会で自社事例を紹介2018年4月24日(火)、GP認証を取得した印刷会社向けの研修会として開催された「第34回GP工場交流会(主催・日本印刷産業連合会グリーンプリンティング認定事務局)」において、弊社事例のプレゼンテーションを行いました。これは、中小規模ながら、GPマークの普及に貢献している企業としてお声かけいただいたものです。弊社からは、経営企画室長の米川充と工場長の有馬靖了が参加し、これまでの環境配慮の活動が、地域密着の歩みの中で生まれた「地域の人々に歓迎される会社でありたい」というフィロソフィーの一文に根ざしたものであること、また、認証の取得自体が社員発の取り組みであり、お客様への普及活動も含めてボトムアップで展開されていることを説明させていただきました。お客様へのGP対応印刷物の普及に取り組んでまいりました。その実績を評価いただき、2017年に続く2回目の普及準大賞の受賞となりました。ちなみに、2017年は大賞1社、準大賞2社だったため、ベスト3。今年度は大賞1社、準大賞4社だったため、全国のベスト5になります。また、GP対応の印刷物を発行した企業・団体に向けた「GP環境大賞・準大賞」の表彰も併せて行われ、今回は、NTTタウンページ株式会社、大阪商工信用金庫、埼玉県議会、株式会社タカラトミーが受賞されました。右端:弊社代表取締役 川井信良中央はグリーンプリンティングPR大使の小山薫堂氏左から 弊社工場長 有馬靖了、営業部主任 飯山美子、代表取締役 川井信良一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連)印刷関連産業の業界団体は、印刷会社の成り立ち(活版印刷や謄写版印刷など創立期の業態)、企業規模、シール印刷や製本などの分野ごとに複数存在しています。全国団体だけでも10団体存在し、延べ会員社数は7,700社余りになります。その10団体の連合体が日印産連で、「印刷産業の社会的責任」を掲げ、このGPをはじめとして業界全体の価値向上に取り組んでいます。お客様もぜひGPマーク付きの印刷物に!2018年からNTTの電話帳でも使用され、東京都の「東京都グリーン購入ガイド」にも採用されるなど、GPマークに注目が集まっています。お客様には特にお手間はなく、基準に適合した用紙をご利用いただければGPマークの表示が可能です。ぜひ弊社社員までご相談ください。3

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