グラフ文伸 vol.12
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特集製造部門の責任者として、まずなによりもお客様や地域の皆様に知っていただきたいのは、弊社の環境への取り組みです。私も地元・三鷹在住ですし、直接クライアントとのやりとりを担うこともあり、弊社のことを知ってくださっているお客様が、地域密着の姿勢や堅実さを評価してくださっているのは感じています。しかし、実は弊社が製造した印刷物には、環境配慮の面で、他社さんとの大きな違いがあるのです。それは、日本印刷産業連合会(日印産連)のグリーンプリンティング(GP)認定を受けた工場で製造されているということです。日印産連には、印刷関連の業界団体10団体が加盟し、それらの会員企業数は7400社にのぼります。しかし、その中で認定を受けているのはわずか400工場(社)しかありません。しかも、対応印刷物の普及活動が認められ、毎年賞をいただいたり、業界の勉強会でお話をさせていただいたりしています。PRの苦手な控えめな社風なので、地域はもちろんお客様にもそれほど知っていただけていませんが、私としては「小さい会社でも、工場はすごいんですよ!」と大きな声で言いたいですね(笑)2019年9月13日(金)、ホテルニューオータニにおいて開催された「2019年 印刷文化典」(主催:一般社団法人日本印刷産業連合会)において、複数の賞を受賞するという栄に浴しました。環境配慮面での「違い」を多くの方に知って欲しい実は、業界では「小さな巨人」なんです持続可能な社会づくりに貢献する企業でありたいBUN-SHIN FACTORY持続可能な世界を実現していくための国際目標「SDGs」。弊社でも、これまでの環境配慮の活動を軸として「SDGs」への対応に注力していくこととしました。そこで、その推進者である有馬靖了工場長に、取り組みにかける思いを語ってもらいました。「印刷文化典記念式典」にて複数受賞の栄誉を受けましたGP認定対応の印刷物の普及に実績のあった印刷会社として、2017年・2018年に続き、3年連続となる「GP普及準大賞」を受賞しました。なお、大賞・準大賞の受賞社数は、2017年は3社、2018年は5社、2019年は7社でした。受賞社の拡大に、取り組みの広がりを感じます。GP普及準大賞、3年連続受賞自社の3年連続受賞以上にうれしい出来事として、GP認定印刷物を採用された企業・団体対象の「GP環境大賞」において、お客様である武蔵野大学様が準大賞を受賞されました。(大賞は東京都など4社・団体、準大賞はジェイアール東日本企画や日本自動車連盟など5社・団体が受賞)印刷物の制作においては、再生紙への変更一つとっても、お客様のご理解が印刷産業環境優良工場表彰・奨励賞併せて行われた第18回印刷産業環境優良工場表彰において、GP認定への対応をはじめとした取り組みを評価いただき、奨励賞を受賞しました。武蔵野大学様が「GP環境準大賞」を受賞工場長 有馬 靖了TOPICS2019in 文伸 SDGs2

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