学習支援が必要な児童・生徒全てが対象(小・中・高)地域住民等による学習支援員の配置地域コーディネーターNo.153とうきょうの地域教育7学校の応援団であり、地域づくり、つながりづくり、仲間づくりを目指す「地域学校協働活動」では、地域の人々の協力を得て、様々な活動が展開されています。放課後子供教室や、地域未来塾もそのひとつです。ここでは、学習支援である地域未来塾を中心に、地域学校協働活動の事例もご紹介します。国が平成27年度に「地域未来塾」を開始したことを受けて、東京都では平成28年度から本事業を開始しました。学習支援が必要な全ての児童・生徒を対象(小・中・高)とし、「学習習慣の確立」「基礎学力の定着」を目指し、大学生や教員OB、NPOなど地域住民の協力により学習支援を実施しています。パターン❶パターン❷パターン❸パターン❹学校内小学校中学校学校外学校外施設地域の実績に応じた学習機会の提供「各学校単位」・「社会教育施設等」・「拠点校」基礎学力定着学習習慣確立■大学生による ドリル学習補助■ICT(タブレット)を活用■教員OBや塾講師による 算数教室など分からないところを丁寧に教えてもらえたので苦手科目を克服できた家で勉強する習慣がなかった家でやるより格段に勉強がすすむ教員OB大学生民間教育事業者NPO●域内の学校で実施 (全校、または一部)●域内の学校を会場とし、 他校の生徒は通う(主に中学生)●域内の公共施設において、 在住の中高生を対象として実施する自学自習の補助(例)一斎授業形式の補習教室(例)地域住民等児童・生徒が在籍する学校がそのまま会場になる学習塾に近いような学びの刺激を得ることができる拠点(域内の学校等)地域未来塾「地域未来塾」の会場・対象別実施形態ねらいや状況に応じて、会場や対象が設定されています。主に次の4つのパターンがあります。「地域未来塾」を通じて目指すもの■「学校における働き方改革」の推進 地域全体で学校教育を支援する体制づくりを支援し、学校教育活動の充実を図る。「学校における働き方改革推進プラン」(平成30年2月)■「チーム学校」の実現 地域社会をチーム学校の構成員として位置付け、学校が求める支援の内容を踏まえて調整できる「地域コーディネーター」を配置するなど、より一層連携・協働していく。「東京都におけるチームとしての学校の在り方検討委員会報告書」(平成29年2月)
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