とうきょうの地域教育No.154
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7とうきょうの地域教育「インクルーシブ体験」プログラムの紹介ダイバーシティレクリエーション演劇の手法を活用した高齢者とのコミュニケーション・ワークショップNPO法人障害平等研修フォーラムhttps://detforum.org/一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティhttps://djs.dialogue.or.jp/認定NPO法人Hands On Tokyohttps://www.handsontokyo.org/NPO法人PAVLIChttps://www.npo-pavlic.org/『障害』ってなんだろう?発見型ワークショップ 「自分だからこそ」を社会に活かすワークショッププログラムのねらいプログラム概要プログラムのねらいプログラム概要プログラムのねらいプログラム概要プログラムのねらいプログラム概要障害を入り口に、多様性と共生(Diversity &Inclusion)を障害者との対話を通して考える。社会の障壁・人権課題としての障害を「見抜く視点(「障害の社会モデル」)」を獲得する。インクルーシブな社会を形成する「私の具体的な行動」を形成する。「障害者自身がファシリテータ―(対話の進行役)」となって、4人1グループでイラストやビデオなどを分析し問題や解決策をグループワークで考える。暗闇体験での日常と立場が逆転した関わりを通し、視覚障害者だからこその強み、個々の違い、各自の感じ方の違いを理解する。講演と体験を通して総合的に、「インクルージョン(個々の「違い」を受け入れ、認め合い、活かしていくこと)」について考える機会を創出する。視覚障害者のアテンド※による講演を聞いた後、希望者はアテンドと共に純度100%の暗闇の中でのワークショップを体験。人は日常生活の情報の8割を視覚から受けている。この視覚を遮られた「見えない」状態で、仲間とのコミュニケーションの方法を工夫したり、相手の気持ちになって考えることを学ぶ。視覚障害のある人の日常を体験し、今後の共生社会を実現していくきっかけとなる学びとする。元パラリンピアンやブラインドサッカー選手など視覚障害当事者を講師とし、アイマスクをした状態で様々なレクリエーションを実施。自分と異なる価値観を持つ他者とのコミュニケーションに必要な能力(人間関係形成能力、社会形成能力等)を育成する。他者理解や地域課題についての考察を深める。高齢者施設で、ジェスチャーゲーム等の利用者との交流やおしゃべりを体験する。その後、施設での体験を演劇手法でロールプレイにより表現する。他者理解を深め人間関係形成能力を育む。No.154※暗闇の中で案内役を務める視覚障害者

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