とうきょうの地域教育No.155
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4とうきょうの地域教育No.155総合学科に対する認識の共有つばさゼミの紹介 つばさゼミとは、総合学科における学びの土メッセージ 本事業は、一般社団法人 Foraさんと連携し、昨年までの授業を改善し3年間のキャリア教育に基づき、指実施団体:一般社団法人 Fora批判的思考力物事の善し悪しを判断する力傾聴力活動内容新規 学校との打合せを進める中で、学校に対する理解を深め、現場の教員を含む学校側との信頼関係を構築することからスタートしました。履修においては、「自由に選ぶことができる権利と責任」をキーワードに、総合学科における日々のキャリア教育カリキュラムの検討を進めています。台を作る2日間のプログラムです。1日目 100 以上ある学内の施設探検とつばさ総合で育む「つばさスキル」の理解を行いました。2日目 卒業生を含む大学生や教員からつばさ総合での学びのヒントとなる話をしてもらい、実際につばさ総合にどんな授業があるのか周知を図りました。 2日間かけて、学校のことや自分と真剣に向き合い、「この学校に来た真の目的」を生徒たち一人一人が言語化しました。導計画を立案して、授業にて実践しています。本校では、社会で求められる社会人基礎力を6つの身に付けさせたい力、「つばさスキル」として再定義し、授業や学校行事において指導のねらいを明確にしています。1 年次では、Foraさんと指導案を練り上げ、「産業社会と人間」の授業や2日間に渡る「つばさゼミ」を開催するとともに、2年次生には系列履修ガイダンスを実施していただきました。教員とは異なる観点からの幅の広い講義に生徒たちも目を輝かせながら真剣に取り組んでいました。10 月には、探究活動で学んだ成果を「結翔祭」と称して、Foraさんと中学生や広く都民に向けて本校の魅力を発信いたします。主体性主体的に物事に取り組む力つばさスキル課題解決能力・ボーダレスな協働コミュニケーションスキル創造力新しい価値観を生み出す力表現力 東京都では、令和5年度より、都立総合学科高等学校において、NPO 等と連携した「社会人基礎力向上事業」を実施しています。この事業は、生徒の社会貢献意識を高め、地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な、社会人基礎力(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」及び「チームで働く力」)を育成することを目的としています。 「地域教育推進ネットワーク東京都協議会」※の会員団体である青少年教育支援NPO 等が、学校設定科目「産業社会と人間」のカリキュラムづくりや「課題研究」に取組む個々の生徒の学びをサポートします。また、放課後や土日、長期休業期間等には、企業や地域社会とつながる実践的・体験的な学習機会を提供しています。 都立総合学科高校10 校のうち、令和5〜6年度は世田谷総合高等学校、王子総合高等学校の2校で実施し、令和7年度より、つばさ総合高等学校、町田総合高等学校の2校も加わって、計4校で実施しています。今回は、新規校2校の取組と、3年目を迎えた継続校2校の成果について、実施団体によるレポートと実施校の校長によるメッセージで御紹介します。※企業・大学・NPO 等とのネットワークをつくり、子供たちに豊かで、多様な体験学習が提供できるようサポートし、活性化していく仕組みづくりを目指して、東京都教育委員会が 2005(平成17)年8月に設置・既存のキャリア教育カリキュラムへの理解・令和7年度 4 月のつばさゼミの企画調整・キャリア教育に関する授業の監修つばさ総合高等学校渡辺 仁 校長つばさ総合高等学校Thema 02総合学科高校におけるNPO 等と連携した社会人基礎力向上事業

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