[制作事例]地域に向けた感染予防啓発ビジュアル

2020.07.03

三鷹駅北口を下りると目に入る横断幕やフラッグ。

武蔵野市の三鷹駅北口商店会さま、八丁商和会さま、中央通り西祥会さまの3商店会連携による、新型コロナウイルス感染予防の呼びかけについて、弊社が各種ツールのデザイン及び制作をお手伝いさせていただきました。

担当デザイナーのコメントと併せて、写真を紹介させていただきます。

 

コンセプトは
「守ろう!ソーシャルディスタンス だけど、もっと話そう。」です。

「距離をとる・離れる」のは命を守るため。ほとんどの方はすでに理解されていることですが、もう一歩その先に踏み込んだ時に、お互いに新型コロナにかかっているかもしれないという疑心暗鬼に飲み込まれないためには「話をする」ことが不可欠だと考えました。

実際、私の知り合いの方でも「コロナにかかっていても無症状なだけかもしない」との思い込みからか、家から出られなくなり、人と会いづらくなってしまった方もいます。
そこで、その方と電話でお話をしたら「かなり気分が楽になった」と話していました。

そこで、距離を保つこと、その一方でコミュニケーションを取り続けることの大切さを示すために、「糸電話」をキービジュアルにしてみました。

 

 

また、この7月からは、この基本デザインを三鷹商工会・三鷹市商店会連合会さまにもご採用いただき、三鷹駅南口のペデストリアンデッキにも横断幕が掲出されています。

こちらのキャッチコピーは、「守ろう フィジカルディスタンス! もっと、地域と繋がろう!!」

コロナ禍の中で、地域のお店が大変な苦境に見舞われていますが、一方で、地元のお店を応援しようという様々な取り組みも生まれています。
そうしたことによって、「地域との繋がり」の大切さが再認識される機会になればと、弊社も願っております。

 

なお、三鷹市は今年が市制施行70周年。本来は様々な記念イベントが開催される年でした。

すべて来年度に延期となってしまいましたが、来年はそれらのイベントを安心して楽しみたいですね!
そして、この取り組みのように南北の連携がさらに進み、三鷹駅周辺がより楽しいエリアになりますように!