[プレスリリース] 5月1日発刊!『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』

2023.04.17

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報道関係者各位/プレスリリース

2023年4月吉日 株式会社 文伸

 

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文学作品と地域の魅力を再発見! 元 三鷹市山本有三記念館 館長による人気講座を書籍化
『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』
【2023年5月1日沿線各書店で販売】5月14日(日)・21日(日)には関連講座も開催

武蔵野多摩エリアの文化・歴史・自然をテーマとする本を多数手がける「ぶんしん出版」(東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク株式会社文伸内)は、5 月1 日(月)に 『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』を発刊します。本書は、中央線沿線各地で開講されている人気講座の内容等を1冊にまとめて書き下したもの。同講座講師・元三鷹市山本有三記念館館長の矢野勝巳氏が、ベストセラーから最近の注目作まで、中央線沿線を舞台にした特色ある作品について、地域の視点から深堀り。村上春樹、多和田葉子、さらに又吉直樹ら22 人の現代作家が、中央線沿線の風景をどのように認識し描いてきたのか等を、長年まちづくりに携わった行政マンとしての視点から考察しています。
関東大震災や太平洋戦争での空襲、戦後の高度経済成長を契機に多くの文学者が居住し珠玉の作品を生み出してきた中央線沿線のまち。多様な作家の眼を通し、その魅力と歴史が新たに見えてくる――。

『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』
著者:矢野 勝巳(元 三鷹市山本有三記念館 館長)
定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
判型:四六版224頁
発行:ぶんしん出版
発売日:2023年5月1日(月)
ISBN:978-4-89390-200-9
◆ぶんしん出版BASE ショップ
https://bunshin.base.shop/items/72316245
◆Amazon 書籍情報ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4893902008/

 

<本書について>
中央線沿線には、戦前より多くの著名な文学者が居住し、沿線の風景やそこに暮らす人々を描いた優れた作品を発表し、現代文学に多大な影響を与えてきました。中央線沿線を描いた現代文学作品の紹介を通し、沿線地域のまちの魅力や歴史を再発見するとともに、地域の視点から小説の新たな魅力を発見する書でもあります。

 

著者の想い
「地域の身近な風景が作品のフィルターを透して見ると新たな風景になるという読み方を加えるとより楽しい。なんの変哲もないと思っていた日常の風景が陰影を醸し出す。まちを歩く人々が登場人物に重なる。言葉を変えれば、文学でしか表現できない地域の風景や人々の暮らしあるいは土地の記憶がある」(同「はじめに」より抜粋)

 

本書に登場する主な最寄りの駅
東中野・中野・高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪・吉祥寺・三鷹・武蔵小金井・国分寺・国立・立川・日野・八王子
※中央線は東京駅から高尾までだが、本書においては1889(明治22)年に開業した中央線の前身「甲武鉄道」の当初の路線である新宿以西の中央線を沿線範囲としている(著書より)

 

本書に登場する作家(五十音順)
青柳いずみこ・赤川次郎・嵐山光三郎・有吉佐和子・石井桃子・五木寛之・井伏鱒二・大江健三郎・大岡昇平・奥泉光・落合恵子・尾辻克彦・角田光代・上林暁・木山捷平・桐野夏生・倉橋由美子・黒井千次・越谷オサム・小島信夫・佐藤泰志・重松清・篠田節子・下村湖人・笙野頼子・城山三郎・砂川文次・瀬戸内寂聴・高井有一・高村薫・太宰治・多和田葉子・辻井喬・津村節子・長嶋有・長野まゆみ・中山可穂・南木佳士・ねじめ正一・星野智幸・又吉直樹・松本清張・三浦朱門・三浦しをん・村上春樹・諸田玲子・山口瞳・山崎ナオコーラ・山田詠美・吉村昭

 

人気連続講座「中央線沿線の文学風景」について
三鷹ネットワーク大学で、2020(令和2)年度より開講されている連続講座「中央線沿線の文学風景」。
文学作品を読む新たな楽しみを見つけるとともに、地域の魅力を再発見する企画。

 

【三鷹ネットワーク大学での「中央線沿線の文学風景」講座今後の予定】
『中央線沿線の文学風景IV 文学のなかの高円寺・阿佐ヶ谷—村上春樹や有吉佐和子の作品舞台を歩く』
【Aコース】5月14日(日) ……教室で講座を受講 https://www.mitaka-univ.org/kouza/A2351801
【Bコース】5月14日(日)、5月21日(日) ……講座受講に加え実際に文学作品の舞台を散策
※今回は、太宰治や井伏鱒二などが参集した「阿佐ヶ谷会」で知られるとともに、有吉佐和子や村上春樹の作品舞台でもある杉並区高円寺と阿佐ヶ谷周辺にスポットをあてます。【B コース】は満員御礼。

 

著者について
矢野 勝巳(やの かつみ) 元三鷹市山本有三記念館館長
法政大学社会学部卒。1978 年三鷹市役所入庁。長年、文化事業に携わる。文学関連では、『没後50年太宰治展 心の王者』や太宰治文学サロン及び『三鷹市市制施行60 周年記念展 三鷹ゆかりの文学者たち』等の企画・実施を担当する。三鷹市山本有三記念館館長及び三鷹市文芸担当課長を歴任。三鷹市役所退職後は、中央線沿線ゆかりの文学者や沿線を描いた作品の調査研究を行っている。著書に『歴史的環境の形成と地域づくり』共著(名著出版)等。

 

ぶんしん出版について
地域に根ざしたさまざまなコミュニケーション事業を展開する、株式会社文伸の出版事業部。近著に『井の頭公園100 年写真集 ハンディー版』『井の頭公園いきもの図鑑 改訂版』等。

 

本件に関するお問い合わせ先
ぶんしん出版 (東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク)
TEL:0422-60-2211/FAX:0422-60-2200/Mail: hon@bun-shin.co.jp
担当:宮川、武藤
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