周年事業の文伸

学校法人 吉田学園 すみれ幼稚園 様

美しい装丁にぎゅっと詰まった
過去・現在・未来の“すみれ愛”

すみれ幼稚園様は、2020年に創立70周年を迎えました。1990年には創立40周年記念誌を発刊されていますが、それも30年も前のこと――。当時の資料はほとんど残っていませんでした。しかし、卒園生や教職員たちによる座談会やアンケートなどで寄せられた代々の貴重なエピソードを紡ぎながら、“すみれ愛”に満ちた70周年記念誌が完成。誌面からはもちろん、制作過程においても、すみれ幼稚園様が日頃から大切にしている“人と人とのつながり”や“心のふれ合い”が感じられる一冊になりました。

【Data】
『学校法人 吉田学園 すみれ幼稚園 創立70周年記念誌』
[ 仕様 ] A4、72ページ/ソフトカバー無線綴じ小口折り製本


理事長・園長の和泉耕二さん(写真=左)と、記念誌制作統括委員長の蓮見敦子さん(写真=右)に、創立70周年記念誌制作にまつわる様々な思いを語っていただきました。


――どのような誌面を目指しましたか?
和泉・蓮見 人と人とのつながりを大切に思い、単なる時系列的な情報誌ではないものを目指しました。また、年代や関係性を問わず、すみれ幼稚園にゆかりのある多方面の方々に懐かしみ、楽しんでいただけるような構成も心掛けました。

――写真も多く取り入れられていて、見ていて楽しい誌面ですね。
和泉・蓮見 リアリティとともに詩的なイメージも大切にしました。完成した記念誌をご覧になった卒園生からは、「タイムトリップしたような気分になります」「写真集のようにも楽しんでいます」といった声もいただきました。文伸さんにはひとつひとつの写真にフレーズをつけていただきましたが、どれも素晴らしかったです。

――とびらのページなどに使われている樹の写真が印象的ですね。
和泉・蓮見 「樹」の表現には特にこだわりました。目に見えない根っこの大切さやゆっくり成長していく樹に子どもや人生のことを重ねました。

――制作過程ではどのような思い出がありますか?  
和泉・蓮見 記念誌制作は、初めての経験で何もかも手探りでした。資料もあまり残っておらず、さらにコロナ禍で園業務も試行錯誤している状況が続いていたので、あまり進捗もないまま時間だけがあっという間に過ぎてしまい……。ですが、1回目のサンプル誌面ができてからは具体的なイメージがわいて、こんな風にしたい、ここの写真はこれにしようなど、どんどんアイディアが浮かび、一気に進みました。1回目のサンプル誌面ができあがった時の感動は忘れられません。

――卒園生や教職員など、多くの方にご協力いただきながら作り上げた一冊となりましたね。
和泉・蓮見 卒園1回生からお祝いのメールがアメリカから届いたり、貴重な資料を拝借できたり、また、園の行事などでお世話になっている関係者の方からもお祝いのメッセージが届いたりと、多くの方からご協力や温かい励ましをいただき本当に感謝しています。また、元教職員の方からの返信率も高く、すみれの大切にしているつながりを実感でき、とても嬉しく思いました。

――完成した記念誌をご覧になった方からはどのような反響がありましたか?
和泉・蓮見 「数々のすみれの歴史を代々の卒園生や教職員が愛をもって語り、みんなの思いがつながった一冊となっていると感じました」「創立初期の卒園生からは、当時のすみれの保育の広さ深さを正面から受け止めておられたことがわかるメッセージが届き、心を打たれました」など嬉しい感想をいただきました。装丁の美しさや、誌面の読みやすさなどをお褒めいただくことも多いですよ。

――改めて、今回の記念誌づくりを振り返ってみて。
和泉・蓮見 完成まで時間はかかってしまいましたが、最終的には思っていた以上にクオリティが高いものができ、とても満足しています。過去・現在・未来につながるものが72ページにぎゅっとつまっていて、マイルストーンとしての役割をしっかりと果たしている記念誌になったと思います。
また、文伸さんには、適切なアドバイスをいただき、特に校了前3カ月間は本当に頻繁にやり取りをさせていただきながら最後の最後までこちらの意向を汲んで変更等に対応していただき感謝しています。


学校法人 吉田学園 すみれ幼稚園

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