今月のはな子|第27回「足の裏の手入れは『はな子』次第」

2018.08.17

『いのきちさん』過去記事紹介(『いのきちさん』27号 2016年3月1日発行 掲載)
―2011年11月から2017年11月にかけて刊行された、井の頭恩賜公園100周年カウントダウン新聞『いのきちさん』。ご愛読くださっていた方々の声にお応えし、掲載当時の記事をご紹介していきます―

足の裏の手入れは「はな子」次第

大型獣であればあるほど、思い体重を支える脚は、非常に重要です。特に足の裏は、直接地面に接していることから、ちょっとした怪我でも、大変な事態を招く恐れがあります。

では、はな子の足のケアはどのように行っているのでしょうか?

現在、はな子の飼育管理に当たっては、安全管理上、ゾウと人が柵越しに接する準間接飼育をいう方法をとっています。この方法では、一般的に、十分にトレーニングがなされているゾウでは、人間の指示に従って足の裏を見せてくれるようになります。

しかし、はな子は、上記のようなトレーニングは十分されてこなかったため、自由気ままな所があります。それでも、足の裏は気になるのか、自ら足の裏を飼育係に示し、様子を見るように催促することがあります。そんな時は、飼育係は、足の裏を見て、きれいに掃除し、爪も切ってあげるそうです。

たまの出来事です。ご覧になれた方はラッキーかもしれません。

 

大橋直哉 井の頭自然文化園 教育普及係

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。
(『いのきちさん』27号 2016年3月1日発行 掲載)


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