2019年 印刷文化典において表彰を受けました

2019.09.18

以前の投稿でご報告した「環境優良工場表彰」「GP普及準大賞」の受賞について、9月13日(金)にホテルニューオータニにおいて開催された「2019年 印刷文化典」(主催:一般社団法人日本印刷産業連合会)において、表彰式が行われました。

9月は、日本の活版印刷の祖である本木昌造の命日にちなみ、「印刷の月」とされています。
各種の印刷業界団体によって、印刷産業への理解促進のための様々な事業が展開されますが、その中でも、4年に一度開催される業界を挙げての一大セレモニーが、この「印刷文化典」です。

弊社が受賞した「環境優良工場表彰 奨励賞」「GP普及準大賞」の表彰自体は毎年行われていますが、今回は、この4年に一度の貴重な機会に、2つの賞を授かるという栄誉にあずかることとなりました。

記念式典の1部が、第18回 印刷産業環境優良工場表彰の授与式。
ここで、弊社工場「BUN-SHIN FACTORY」が、日本印刷産業連合会奨励賞の小規模事業所部門を受賞しました。
省エネや汚染物質抑制、騒音・悪臭への対応といった従来からの環境対応の取り組みのほか、工場見学の開催やインターンシップの受け入れなど、地域社会に開かれた姿勢まで含めた総合的な評価をもとに、受賞工場の選定が行われたとのことです。

続く記念式典の2部は、「第3回『印刷と私』エッセイ・作文コンテスト」の表彰、そして業界全体で推進している環境認証・グリーンプリンティング(GP)認定制度への貢献を表彰する「GP環境大賞」等の表彰が行われました。

今回、自社の「GPマーク普及準大賞」の3年連続受賞以上にうれしい出来事であったのが、弊社のお客様として、武蔵野大学さまが「GP環境準大賞」を受賞されたことです。
受注産業である印刷産業においては、使う用紙一つとっても、お客様のご理解なくしては変えることができません。弊社の姿勢にご賛同いただき、グリーンプリンティングへの取り組みを一緒に進めていただけるのは、本当に有難いことです。

また、弊社が受賞した「GPマーク普及準大賞」とは、枚数や量ではなく、GP対応の印刷物の件数で評価されるものです。
地域密着の印刷会社として、名刺からカタログ、大学等の事業報告書まで幅広く手掛ける弊社にとっては、まさにお客様の1件1件のご理解の積み重ねがそのままかたちになったものだといえます。

引き続き、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に則した大局的な視点に立って、地域密着のコミュニケーション支援業ならではの取り組みを進めてまいります。
今後とも、ご指導、ご理解を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。