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井の頭自然文化園の動物たちと飼育員

井の頭自然文化園の動物たちと飼育員 第1回 モルモットと對馬恵理さん

「いのきちさん」過去記事紹介
【井の頭自然文化園の動物たちと飼育員 第1回】モルモットと對馬恵理さん

―2011年11月から2017年11月にかけて刊行された、井の頭恩賜公園100周年カウントダウン新聞「いのきちさん」。ご愛読くださっていた方々の声にお応えし、掲載当時の記事ご紹介していきます―

もともと家畜であるモルモットは、とくにメスの気性が穏やかで、重さも500~600gほど。「ふれあいコーナー」は、入園者の約半数が訪れるという、子どもにはもちろん、大人にも人気のスポットです。

「ここのモルモットは雑種なので、毛の色も長さも、つむじの数もいろいろ。親子やきょうだいで色違いということもあるんですよ」とモルモット担当の對馬恵理さん(28)。冬でも夏でも身を寄せ合っているのは、「人間でも壁際にくっついていると落ち着きますよね。それと同じです」。

モルモットは生まれたときから目が開き、歯も生えていて、まるで大人のミニチュア。約3ヶ月で大人になり、お見合いをして、赤ちゃんが生まれます。離乳したらお母さんは「ふれあいコーナー」にデビュー。お父さんではない他のオスたちは、教育を目的に学校などに譲渡しています。

担当になって8ヶ月の對馬さん。「全部で200匹いても、ベテランの飼育員は具合の悪い子がすぐにわかる。私はまだまだですけれど、お客さんに正しい持ち方を伝えて、癒やされている姿を見ると、よかったなぁと思います」。

小田原 澪 編集者・ライター
フィールドは多摩。三鷹市在住。

本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。
(いのきちさん20号 2015年1月1日発行 掲載)